自然に囲まれた環境で、ストレスがかからないようのびのびと育てるのがWANLINEの方針。もちろん衛生面も徹底しているので、全頭健康自慢です。
健康的な生活を送ってもらうために出来る限り運動スペースを確保し
日当たりにも留意しています。運動場は土で室内はすべて土間コンクリートに施工しています。
フェンスによって仕切られた区画数は48あり犬同士のケンカを防ぎ相性の良い犬同士で健康管理もしやすく設計しました。
室内側と室外の間にはペットドアが取り付けてあり24時間犬の意思で出入りが出来るようになっています。
自由に屋外へ出入りできることにより糞尿で汚れることもなく衛生的に飼育できます。
電気式シャッター換気扇5台と工場用壁掛け扇風機5台、LED施設照明10台、エアコン、灯油ストーブが完備されています。
管理用の小部屋は18畳のスペースがあり食洗器、洗濯乾燥機を設置しています。
室内の1区画は2畳あり屋外は場所によりばらつきがありますが1区画につき平均20㎡を確保しています
犬舎全体の外観です。大自然のゆっくりとした時間の中で、太陽の光を存分に浴びてワンコ達は悠々自適に生活しています。
運動場で元気に遊んでいるワンコ達を見ているとそれぞれの性格がよくわかります。
透水性のアスファルトをしいて、衛生面やワンコの足のことなどを留意して川砂を敷いています。
雨や強い日差しを遮るために日よけを設置し、 犬舎と運動場の間には犬が自分で開閉できる扉を取り付け、24時間自由に行き来できるようにしてあります。このことで犬の自主性を促し、ストレスがかからないよう飼育を行っています。
定期的に運動場を火炎バーナーで焼く事により、殺菌や除草を行い衛生的に保つよう心がけています。周りには何も無く、野生の鹿・キジ・ウサギやキツネにタヌキがたくさんいます。丹波高原のキレイな空気と静かな環境でのんびりと暮らしています。
広い運動場と日光浴でストレスをかけない飼育方法が自慢の犬舎です。
犬舎内はコンクリートの下地に抗菌・防水・防滑性の特殊な塗料が塗られています。これによりコンクリートの冬場の底冷えや夏場の湿気などを防ぐ事が出来ます。
毎日犬舎全体を水洗いしています。犬舎中央に向かい緩やかな傾斜がついており、中央の排水溝に流れるようになっています。夜や雨の日や雪が積もる日などは、犬舎の中で休みます。
冷暖房・大型加湿器・換気扇を完備し24時間シーリングファンで空気を循環させています。
壁から床までを水洗い出来るようにしており常に犬にとって衛生的で快適な空間作りを目指しています。
産室が1部屋と子犬専用の部屋が2部屋あり、冷暖房・加湿器・熱交換式換気扇・次亜塩素酸空間除菌脱臭機・空気殺菌器・シーリングファン・ドッグバスが完備されています。シャンプーで毛の清潔さを保ち、ケージなどは水洗い浸け置き消毒で殺菌しています。
大型の空気殺菌器は手術室や食品工場などに備え付けられるタイプの製品で、大型の紫外線灯とオゾン灯に空気を循環させ浮遊ウィルス・細菌を死滅させます。
多頭飼育特有のケンネルコフやインフルエンザ・風邪の蔓延を予防しています。床は病院や老人ホームに使用される抗菌ビニールフロアを敷き、壁は腰までアルミ製のパネルにして水洗いが可能になっています。
顕微鏡で皮膚の細菌や寄生虫・糞便中の細菌・寄生虫などを早期に発見し駆虫しています。
その他に人工授精に用いる精子の数や奇形異常のチェックやスメア検査など様々な状況で 多用する無くてはならない物です。
1番目の写真は血液検査装置です。徹底した健康管理には欠かせません。2番目の写真は超音波診断装置です。親犬の健康管理や受胎確認、残胎子確認や胎児の心拍チェックなど非常に便利です。
下の写真はNICU新生児集中治療室人間用です。犬にはとても有用で術後の親犬や体調不良の犬などの治療室としての利用や、新生児に対しての保育器としての利用には特に高い効果を発揮します。
温度を0.1℃単位で設定でき湿度調節のほかに庫内の酸素濃度もデジタル表示で確認する事が可能。循環するエアーは除菌フィルターを通過し常に最良の環境を維持します。 酸素濃縮器と併用し高濃度酸素を供給する事で出生後の子犬の死亡率を大幅に減らすことが出来ます。
繁殖研究所も施設内に併設しています。凍結精子での人工授精や開腹受精法・電子内視鏡による子宮内人工授精法や精液の冷蔵保存技術などの研究を行っています。
受精から出産までをすべて施設内で行い、他からの感染症の進入を防ぎ、安全安心な繁殖環境を整えています。
また繁殖技術及び遺伝子保存の技術では、民間で国内初、唯一の施設であり大学研究機関とも連携をはかり、 第一線で技術の進歩に尽力しています。
各地での学会にも積極的に参加し、常に最先端の繁殖学を学ぶことで、正しく健全な繁殖を行いすべてにおいて第一目標である 健全な子犬の産出を行うことが出来ます。
日本獣医学会 日本霊長類学会 所属
最後に、当犬舎に代表される犬達などを見てお客様にこんな犬がほしいと思われ評価される犬質・飼育環境・繁殖技術・医療体制の充実などブリーダーにとって総合的なレベルの向上を常に念頭に置き取り組んでいます。
当犬舎は動物愛護を遵守し規範となれるブリーダーを目指しています。
2008年保育器を新しく買い換えました。
2009年ニホンザル舎が完成しました。2010年放飼場が完成しました。
2012年 馬場が完成しました。
2015年超音波診断装置を新しく入れ替えました。
2019年東大阪動物病院を開設しました。生体の健康管理は予防は動物病院で行っています。
2020年細径内視鏡システム導入しました。子宮内人工授精、出産前子宮口確認をしています。
2020年犬用プロゲステロンアナライザー導入しました。排卵日の確認と出産前確認を行います。
2021年ジアイーノF-JDL50-W40畳用を3台導入しました。ケンネルコフ予防効果を期待しています。