ペットのしつけ

ペットのしつけ

しつけとは犬をしつける度に飼い主自身が上手くなっていくものというような認識を私は持っています。まず確認しておきたい事は子供が欲しがるから子供のために犬を飼うという認識は必ず失敗します。
子供に「あなたがしっかり世話をするんだよ」といって犬を飼われる方がいますが、確かに餌を与えたり水を与えたりトイレの掃除をしたりという面での世話は子供でも可能です。
しかし核となるしつけ(服従)においては、大人が行う事が適しています。子供のしつけととても似通った所があり経験を積めば積むほど力を入れる所と抜く所の緩急が分かってきます。

しつけとは犬の為に行うのではなく飼い主と犬、家族や子供がいる方は皆の為に必ず行わなければならない重要な事柄です。
しつけを行う事により犬との行動時間や行動範囲、共にいる時間は確実に増え、犬の個性や魅力を十分に引き出す事が出来ます。しかしこれも幼犬時から徹底する必要があります。

しつけの基本

基本的な部分は人間とほとんど変らないということをまず知っておいて下さい。
まず褒める叱るを理解させる事がしつけの第一歩になります。何よりも先にここから始まりこれが犬とのコミニュケーショんの大半を占めることになります。叱る言葉+アクション、褒める言葉+アクションは大げさに分かりやすく家庭内で統一して下さい。

このしつけには犬に対し愛する事の意思表示、信頼を示す意思表示、服従させる意思表示が含まれます。服従とは何か?ですが日本語のニュアンスとして飼い犬を服従させる、服従訓練を行うというと可愛そうだと思う方がいらっしゃるかも知れません。しかしそれは間違いです。

犬と一緒に旅を楽しんでおられる方、犬と一緒にスポーツを楽しんでおられる方、その他、上手に犬と付き合っているかたの犬は必ず飼い主や人間の事を、対等な友達とは思っていないと思います。犬は群れで行動する動物で隙あらば常に上位(ボス)を狙っています。中にはそうでない犬もいますが何かのきっかけで自分がボスだと勘違いしてしまうこともあります。

人間が毅然とした態度をとればおのずと上位思考は消えていきます。叱るということはこちらがボスであるという事を犬に本能的に理解させる事なのです。もちろん何もないときに叱ってはいけませんが、まず犬の習性としてボスにはお腹を向ける事やボスに対しては歯を立てない事などがありますのでこれらの習性を利用しましょう。

少しでも噛んできたりマウンティングしたり威嚇したときはしっかりと叱ります。最初の段階で子犬が理解できない事(例えば子犬が物を壊したり)で叱っても犬がなぜ叱られたのか分からない場合があります。叱られていると理解させるには軽くでもいいので噛んできたときに同じ言葉で同じアクションで叱ると子犬でも理解してきます。

犬が噛んだりマウンティングしてきたりしてこれを人間が犬もふざけてやってるんだからと許容していると犬から見れば攻撃(噛む)しても反撃がこない=自分が上位だと思い込むようになります。手加減して噛んでいるから人間は許容しているという考え方は、人間の考え方で、犬には軽くだから許されるというような意識はありません。
直すべき事は行動の強弱に関わらず叱って矯正し、褒める事はオーバーに褒めてあげると犬はとてもやる気を出して喜ぶようになります。叱るときは注意しないと遊んでもらっていると勘違いする子も多いので、犬が叱られていると確実に理解出来るようにして下さい。

これらを続ける事で同じアクションや言葉で叱られているのか褒められているのかを理解するようになってきます。その過程で主従関係や愛情や飼い主に対する思いなどが形成されていきます。
おすわりやお手など一般的なしつけはこの関係が築けてから始めることになります。十分に服従訓練が終わったあとであれば少々ふざけても犬が間違う事はありませんが幼少期にこれを繰り返すと問題行動へ繋がることになります。

犬の服従訓練とはおもに警察犬に対し初期に行われる訓練で命令に沿って行動する警察犬には必須訓練になります。警察犬にかかわらず訓練所では犬の訓練の第一段階としてすべての犬の基本訓練になります。
※本格的な服従訓練は訓練士さんに聞くか専門書でお調べ下さい。

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