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パグの見抜き方!性格、健康状態、飼いやすさを総チェック

2020.06.21(日)

パグの子犬に初めて会った方の多くは大人しい、甘えん坊、のんびりといった印象を受けるでしょう。

子犬は初対面では緊張や不安から必ずしも本来の性格をそのまま見せているわけではありません。これから長い間一緒に暮らす愛犬を選ぶという一大イベントですから、今回は安心してパグを家族に迎えることができるよう、見抜き方のコツをご説明させていただきます。

 

パグの性格にどんな難点がある?性格の悪いパグもいる?

 

愛嬌抜群、ブサカワ犬、専門誌まで発行されるほどに人気のあるパグですが、いざ家族に迎えるとなると当然不安もあるでしょう。
なかでも一番の心配事は「問題行動」や「性格が悪かったら?」「噛みつくこともある?」ではありませんか?

パグは温厚で我慢強い性格な反面、自分の我慢の限界を超えると噛みつく、威嚇するという強気な態度を見せることがあります。
ただこの行動には様々な原因があり、決して無暗な行動ではない上に、パグ自身も家族を傷つけようという意図もありません。
お互いが接し方を身に着けることで、このような問題と無縁に暮らすことができるので、ご安心を。

 

パグは「執着心」が強いことを理解してあげましょう

 

普段とても温厚なパグですが、唯一「食べ物」には強い執着を見せることがあります。これはこの犬種ならではの特性で、しつけで完全にコントロールできるものではないので、家族もこの点は理解しておきしょう。

たとえば


・愛犬の食べ物
・食器
・おやつ
・サークルの中に置かれた食器や給水器
・家族が床に落とした食べもの
・ドッグランで他犬が貰っているオヤツ
・小さな子供が手にしているオヤツや食べ物


これらはパグにとって我を忘れて夢中になってしまう対象です。これらを目にすると、家族の声も耳に入らなくなり、一直線に向かっていってしまいます。
そのうえ、家族が取り上げようとしたり、パグを静止しようとすると途端に不機嫌になり、噛みつく、唸る、暴れてしまうことがあります。

また毎日の食事の時間に家族が食器に触れたり、食べものを前に長時間我慢させたりということも、パグを不機嫌にさせてしまう可能性があります。

このようなトラブルを避けるために、日ごろから「お座り」「マテ」をしっかりと教えておきましょう。
食器に触れる時や食事を与える直前にお座りをさせ、飛びついてしまわないようするとスムーズに終えることができます。

 

無駄吠え少ないことも人気の理由!パグの性格は利口?それとも臆病?

 

パグは無駄吠えが少ない上に、吠えた時の声質がハスキーで室内で響きにくいという特長があります。この特長からマンションでも飼いやすい、初めて犬を飼う人でもしつけやすいといわれています。

でもこの特徴はどうして?と気になりますね。
パグが利口だからなのか?それとも臆病な性格から周囲から身を隠すために吠えずにいるのか?
これはどちらも正解ですが、臆病なわけではありません。
パグが無暗に吠えないのは

 

・甲高い声が出しにくい骨格をしているから
・パグのようにたるんだ皮膚をもっている犬は我慢強い性格だから
・パグの性格自体に攻撃性がなく、周囲と友好的に接することができるから

 

このような犬種ですから、初めて犬を飼う方、しつけに自信が無い方でも安心してパグを家族に迎えることができるでしょう。

ただパグは甘えん坊で遊び好きな性格でもあります。時には家族に催促をしたり、甘えたい時に鳴くことあるので、まるで鳴かない犬種ではないと理解しておきましょう。

 

育てやすいパグはどんな性格?パグの育てやすさの見抜き方

 

パグの子犬を家族に迎えるとき、育てやすい子犬がいい、飼いやすい子犬がいいと思いますね。
かわいい子犬を前に、どのように見抜いたらいいのか難しようにも感じますが、子犬に対面する時は、子犬がいかに「人慣れ」しているかを基準に考えてみましょう。

 

・人間の手に自分から近寄ってくる
・自分から相手の顔を舐めようとする
・抱っこをされても緊張することなく
・尻尾を振っていてくれる

 

などがポイントです。

子犬は産まれてから数か月の間、母犬や兄弟と共に過ごしていますが、この期間にいかに人間と触れ合う機会があったかで人間への警戒心が薄れ、人懐こい性格に育ちます。


熱心に繁殖に取り組んでいる犬舎、清掃やお世話などをこまめに行っている犬舎では、母犬を刺激したり、ストレスを与えないよう配慮しながら子犬と適度な触れ合いをもっています。

 

子犬を家族に迎える時は、単に顔立ちや毛色、もちろん値段で判断するのではなくこのような「人慣れ」も合わせて考えてみましょう。

もちろん子犬の健康状態も大切なポイントです。人懐こく、元気に尻尾を振ってくれる子犬は、環境になれ、元気に過ごせている証です。

なかなか子犬を見抜くのは難しいことなので、家族に迎える時は気軽に専門家に相談をしましょう。

 

 

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