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食糞をしてしまうのですがどうすれば治りますか？

食糞をする原因はまだよくわかっていませんが、消化不良、外敵から身を守る本能、飼い主さんの気を引こうとしたり遊びの延長、ストレスなど様々な説があります。あるいは、離乳期までは母犬が子犬の排せつ物を食べて処理しますので、その記憶が子犬に残っているのかもしれません。食糞は子犬の時期に圧倒的に多く成長と共におさまる場合が大半ですが、やはりご不快のことと存じますのでいくつかの対策をご紹介します。

消化不良などが原因の場合、一般的におすすめの方法としてドッグフードの銘柄を替えてみる、市販されている食糞防止サプリやスプレーなどのグッズも効果がみられることがあります。これは唐辛子成分が入ったサプリをフードと一緒に食べさせたり、強い苦みのあるスプレーを排泄後すぐにかけておき、食糞をすると嫌なことが起こると犬に学習させるグッズです。

飼い主さんの気を引こうとしたり、食糞が子犬の遊びの延長になってしまっている事が原因の場合は、排泄後にあわててすぐに片付けようとすることは子犬にとってゲームの始まりを意味します。子犬の時期は口に入る物は何でも食べてしまいますので、時間があるときは排泄後の様子を見て、食べようとしたら叱り食べなかったら褒めるを繰り返し食べてはいけないと伝えてあげてください。子犬は食後や運動（遊び）開始後に排泄することが多いので、お迎え後しばらくはタイミングを逃さないように排泄後の行動を観察し、食べないように見守ってあげてください。するといずれ食べ物では無いと分かってきて食糞をすることは無くなっていきます。

サークルにいる場合はおもちゃをたくさん入れてあげて色々なところに注意をそらすのもいいかもしれません。