一般的にインブリードとは近親繁殖(4~5世代位まで)を指しますが、犬の場合においてインブリードは極近親繁殖・ラインブリードが近親繁殖という意味で扱われています。
現在JKCでは正当な理由無しでインブリードを行うことを禁止しています。競馬好きの方なら聞いたことがあるかと思いますが、3×3や3×4といった表わし方をする場合があります。
1=父・母、2=祖父・祖母、3=曽祖父・曾祖母となり、競馬界で奇跡の配合と言われるのが3×4、18.75%と言われています。(素質を受け継ぎやすい)
例えば曽祖父が同じ犬の場合3×3、祖父と曽祖父が同じ場合2×3となります。曾祖母や祖母も同じ環境であれば3×3ダブルなどの表現をします。
現在犬では馬よりも濃い配合で近親繁殖が行われる事があります。
JKCの規定では親子・兄弟のみの繁殖を禁止しています。繁殖者はなぜインブリードを行うのかというと、決して交配するオスがいないからではなく、規範とするオス犬に近づけ超えるような子を作りたいと願っているためだと思います。
当犬舎でもアウトブリード・ラインブリード両方で繁殖を行っています。
近親繁殖には利点と欠点があります。ここでの詳しい説明は省かせて頂きますが、アウトブリードだと欠点が無いのかといえばそうでもありません。
血統が気になる場合はお気軽にご質問下さい。
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