動物病院選び

動物病院選び

動物病院選びのポイント

動物病院経営者が語る動物医療保険の実際

当犬舎ではお引渡しした子犬にお引渡し日より30日間の医療費を100%保証する医療保険をつけて子犬を販売しています。
医療保険を導入したときは飼い主とブリーダーやペットショップ双方にとって良い保険だと思っていました。しかし保険自体は実に良いものですが、よからぬ弊害が起きるようになりました。
それはお引渡し後100%の医療保険であるがゆえに動物病院側が患者を手放さないことです。例えば元気がないように感じる、鼻水が出ていた、くしゃみをしたなどで何でもいいのですが動物病院にかかり100%の医療保障を受けられれば飼い主さんは診療費を一時立て替える手間はかかりますが実際思う所は出来るだけ色々検査してほしいし動物病院側も保険負担割合0%の顧客が来れば痛むのは保険会社だけなので出来るだけ利益の上がる検査や処置をしたいと思うのが一般的だと思います。人間の医療費については点数化され不正請求には厚労省の厳しい目が光り罰則もありますが動物病院に関しては診療価格は自由ですし保険請求に関して公的な審査が一切介入しないため民間の保険会社と被保険者(飼い主)と動物病院の3者間で完結してしまいますことから動物病院側が診療する名目や病名をあやふやにし治療を引き延ばす行為が多発しています。医療保険期間中に何か病名が指摘されれば飼い主は医療保険を継続しますし動物病院側から見れば良い顧客になる絶好のターゲットなわけです。不必要な検査、不必要な投薬などが多くやりすぎな医療によってペット自身と通院で負担のかかる飼い主を疲弊させていきます。

       
動物病院選びのポイント

どうすればいいの?

じゃあどうすればいいの?ということですが、動物病院のホームページや外観からそれらを伺い知ることは出来ません。
加入保険の有無を知らせないことや負担割合を明示しない、セカンドオピニオンで評価するなどの考えが飼い主にあれば不必要な医療は避けることが出来るかもしれません。

獣医選びのポイント

獣医師を選ぶポイント

私はいつも動物病院を選ぶ基準を聞かれるとこう答えています。
「的確に判断して何もいらないときはいらないと言ってくれる獣医を探そう」と。それが真にクライアントではなく動物自身の事を考えられる獣医だと思うからです。

すぐに外科手術を勧める獣医に不信感を持つという事をたまに耳にしますが、私はこれはむしろいいのではないかと思います。病状にもよりますが実際手術を行うよりも内科的治療を続ける方がトータルでは顧客の固定ができ売り上げも上がりますがあえて手術可能な症例では外科的に処置した方が根治する可能性が高く、結果的にペットにも飼い主にもやさしい医療だと言えます。

絶対にタブーなのが、飼い主に対し過大に恐怖心を煽ること、他の病院の診療方針の否定を繰り返す事です。

病院選びのポイント

セカンドオピニオン

かかりつけの獣医師との信頼関係は大切ですが、診断方法や治療方針は人によって違いが出る事も少なくありません。治療方針においても飼い主の意思を出来るだけ尊重しかつ動物の事を最優先に考えられる獣医師が理想的です。

動物病院を経営していると色々な症例の患者さんが訪れます。その中で感じることは診断や治療方針に大きな差が見て取れる点です。

そのためにもよく主治医と話し合ってセカンドオピニオンを行う事がもっとも大切です。

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