もっと知りたいチワワのこと！種類は？大きさは？毛色は？
2020.06.03(水)
犬を飼うなら絶対にチワワがいい！チワワに囲まれて暮らしたい、チワワが大好き！という方は多いでしょう。大きなうるんだ瞳で甘えることもあれば、やんちゃな表情を見せることもあったり、時には家族が驚くようなイタズラをすることも。毎日たくさんの笑顔と話題を届けてくれるチワワを家族に迎える前にもっとチワワに詳しくなっておきましょう。
チワワの種類は何種類あるの？
チワワは２種類あります。チワワの種類は被毛の長さで分けられ、短い被毛の「スムースコート」と飾り毛が魅力な「ロングコート」です。まるで外見が異なるので別犬種とも終われがちですが、どちらも同じ祖先をもつチワワです。
それぞれの特徴はスムースコートは
・寒さが苦手
・性格が勝気、負けず嫌い、怖いもの知らず、頑固なことが多い
・やんちゃ、イタズラ好き
ロングコートは
・性格は甘えん坊、社交的、内弁慶なことが多い
・メスよりオスの方が飾り毛の量が多く、見た目は華やかな印象になります
スムースコートもロングコートも体のサイズはさほど変わりはありません。またどちらも抜け毛は多いので、こまめなブラッシングや月に１回程度のシャンプーを習慣にしてゆきましょう。
ロングコートは、飾り毛部分をカットしてしまうと、再度生え揃わないことがあります。暑さ対策や毛玉、抜け毛を理由に短くカットする場合、元の状態に戻らない、毛質が変わることがあるので注意しましょう。
チワワの標準体形は？大きなチワワと小さなチワワがいるのはなぜ？
チワワといえば体重3㎏という数字がたびたび挙がります。以前は血統証発行団体であるJKCの犬種標準（ドッグショーの採点基準となる犬種ごとのサイズ目安）に各犬種の体重が定められていましたが、現在は体重の定めはありません。
以前の基準や片手で簡単に抱っこできるサイズの目安ということで3㎏という数字だけが印象付けられているにすぎません。もちろんチワワの中には肥満でなく、引き締まった体形で3㎏を超えるチワワもいます。必ずしもこの数字が肥満であることやチワワMIXの証拠、チワワの欠点ではないことを理解しておきましょう。
実はチワワのサイズは個体さが大きく1.5㎏以下と大変小柄なタイプもいれば、5㎏を超えるチワワもいます。特にオスは大柄になりがちです。
チワワはその小ささも魅力の１つですが、体が大きいことは決して欠点ではなく、
・骨格が丈夫でしっかりとしている
・体が丈夫で育てやすい
・食事のスキキライが無く手がかからない
・ドッグランでは大小様々な犬と対等に遊ぶことができる
こんなメリットもあります。チワワの体の大きさこそ個性であり、愛犬のチャームポイントと捉えてゆきましょう。
チワワの大きさはいつ決まる？小さなチワワと暮らしたい場合は
チワワを家族に迎えるなら、小柄なチワワがいい！と希望される方も少なくありません。ただチワワは他犬種に比べ発育が遅く、生後6カ月未満では成長後のサイズの予測や断言ができません。
このまま小柄な体形を保つこともあれば、生後一年を目途に急速な成長を見せることもあります。この成長の度合いは、先天性の要因が強く、子犬の育て方、食事を与える量に左右されるものではありません。
安易に子犬の食事を制限してしまうと低血糖や発育不良をいった危険な状態に陥ることがあるので注意しましょう。
チワワの子犬を家族に迎え、共に過ごす時間が経てば経つほど、気が付けば家族はチワワに夢中になるはずです。体重が何ｋｇになろうと、愛犬への愛情が揺るがないことを実感するはずです。
チワワが成長後に何ｋｇになっても、きっとそれぞれにあった暮らし方、遊び方、お洒落の楽しみ方が見つかるので、過度に将来の体形やサイズへの不安を持つ必要はありません。
ただし、チワワにとって肥満は大敵です。生後一年を目途に骨格の発育は終わり、以後は体重の変動はほぼありません。愛犬の健康管理、長生きのためにも本来の骨格による体重と肥満による体重増加の区別は明確にしておきましょう。
チワワの毛色は何種類あるの？
チワワの毛色にはJKCや世界の血統証発行団体による毛色の定めはなく、あらゆる毛色が認定されます。これは大変珍しいことです。一般的にはレッドやフォーンと呼ばれる茶色が多くみられますが、このほかにも
・ブラック＆ホワイト
・ブラックタン
・ホワイト
・クリーム
・レッド＆ホワイト
・チョコレート
・チョコレート＆タン
なども人気があります。毛色の濃淡や柄の入る場所で印象がだいぶ異なり、チワワだからこそのオリジナリティの高さもこの犬種の魅力です。
最近では、ブルーやブルーマールといったさらに希少な毛色も血統証登録がされています。
ただ中には、過度に希少な毛色を求めすぎて不適切な繁殖や子犬の出産を計画するケースもあります。チワワを家族に迎える時は、健康的な環境で生まれ、一般的な毛色であることも安心材料の１つと考えておきましょう。
