2020.08.20(木)
ごはん大好き、オヤツ大好きなパグ!でも、もしごはんを食べてくれなかったらどうしたらいい?どんな原因が考えられる?
パグはどっしりとした重量感のある体と細く長い脚がチャームポイントですが、このアンバランスな体形には毎日の餌の量の管理がとても大切です。
今回は、ごはん大好きなパグの餌の量について子犬、成犬それぞれの場面でご説明させていただきます。
パグがもしご飯を食べなかったら?ごはんにもオヤツにもまるで関心を示さないことがあれば、それは想像以上に重大な異常事態です。数ある犬種の中でもパグはトップクラスにご飯が大好き、食欲旺盛な犬種です。これはパグのおおらか性格のおかげで、環境の変化にもすぐ馴染み、些細なことに動じない明るい性格だからです。
ただ子犬の時期は生活環境に大きな変化が続き、食欲が不安定になりがちです。
生後半年未満、家族に迎えたばかりの子犬がもしご飯を食べてくれない場合は
・環境の変化によるストレス
・ドッグフードを切り替えたことでの警戒心(これまでに食べたことのないドッグフードを与えている)
・誤飲
・先住犬からの威圧感
・家族の視線が気になる
・食事よりも家族と遊びたい、テンションが上がりすぎている
・寄生虫
・伝染病の感染
などが考えられます。
パグを家族に迎え、新しい環境に慣れるまでは、出来る限りそれまで食べていたドッグフードと同じ物を同じ分量で与えましょう。
すでに1歳を超えた成犬の場合は
・誤飲
・伝染病
・口内トラブル
・加齢
などが餌を食べない理由として考えられます。
パグのように口が横に大きく開く顔立ちの犬は食欲と好奇心が旺盛で、家族が想像すらできない物を丸呑みしてしまっている場合があります。例えば犬用ガムを丸呑みしていたり、袋に入ったままの菓子パンを食べてしまうこともあります。
このような異物がお腹の中にあると当然腹痛や違和感があり、大好きな餌さえ食べることができません。まずは家族で何か誤飲に思い当たることがないか確認をしてみてください。もし誤飲が考えられる場合は、即座に動物病院を受診し、適切な処置を受けてください。
犬は生後一年までを成長期として、生まれた時の体重の10倍以上にもなる急速な成長を遂げます。この時期、毎食ごとに体重が増加し、あまりの食欲に驚かされるでしょう。
パグの子犬に限らず子犬には生後一年までの期間、「子犬(パピー)フード」を与えます。この餌は成犬用フードに比べ少量でも倍以上の豊富な栄養素を含んでいます。
まだ体の小さい子犬が少量で効率よく栄養を摂取できるよう工夫されています。そのため成犬用フードに比べ高額ですが、大切な成長期に欠かせない餌だと理解し、一年間は与え続けてください。
この子犬用フードのパッケージには、月齢ごとの給与量の目安が記載されています。子犬はたったの一か月で各段に成長するので、餌の量も毎月確認をし、都度増量しましょう。
また子犬の時期のパグはコロコロとした体形をしていますが、これは決して肥満だからではありません。この時期、ダイエットを気にすることなく、それぞれのドッグフードの必要量をきちんと与えてください。
生後一年を過ぎ、身体的な成長が止まる時期を迎えると、それぞれの骨格にあう適正体重がわかります。同じパグでも5㎏未満と小柄なこともあれば、10kgを超えることもあるので、この時期、動物病院で適正体重を確認しておきましょう。
今後の健康管理には都度この適正体重を目安に考えます。基本的には目安体重を大きく前後することが無いよう食事量を調整します。ドッグフードのパッケージに記載された通りの分量を与えていても太ってしまうこともあれば体重が減ってしまうこともあります。
ドッグフードのパッケージに書かれた給与量はあくまでも目安です。それぞれの運動量や生活環境、体質によって「餌の適量」は異なるので、家族が微調整を加えてあげましょう。
ここではパグに人気、ぜひオススメのドッグフードをご紹介させていただきます。ドッグフードは栄養バランス、素材、嗜好性と様々な視点から考え、選んでいますが中には愛犬の好みに合わない製品もあるのであくまでもご参考に。
1位 カナガン (グレインフリーな高品質ドッグフードです。チキンが主原料でアレルギーに配慮し嗜好性も抜群です)
2位 モグワン (カナガンの姉妹ブランドです。チキンにアレルギーがある場合はこちらがオススメです)
3位 レオレア (愛犬ごとのオリジナルレシピとオリジナルパッケージでSNSで話題の高品質ドッグフードです)
パグは食欲旺盛で好き嫌いもほぼありませんがアレルギーを発症することがあるので、ドッグフードを選ぶときは、栄養バランス、素材の品質、愛犬のアレルギーの有無を基準に考えましょう。
ドッグフード選びが難しいと感じる時はお気軽に販売スタッフや動物病院にご相談を。