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うるさい?かわいい?パグのいびき対策

2020.09.23(水)

パグとの暮らしで、思わず振り返った!二度見した瞬間にあまりに大きくリアルないびきがあります。まるで中高年の男性のようとも言われるパグのいびきに今回は注目してみましょう。

あまりに大きないびきを立てて爆睡する愛犬の姿はなんとも言えないかわいらしさもありますが、場合によっては過度な肥満が原因の場合もあるので気にかけてあげて欲しいポイントです。

 

 

 

短鼻種ならではの大きないびき

 

実はパグのように鼻が短い犬種は日ごろか息遣いが荒く、当然眠っているときのいびきも大音量になりがちです。そのうえおおらかな性格で、ヘソ天で寝ることもあるので、いびきと相まって、思わず笑ってしまうでしょう。

ネット上にも大きないびきを立てて眠る姿がたくさん投稿されています。

犬は音量の大小はあるものの人間のようにいびきや寝言を言います。眠っているにも関わらず手足が勢いよく動き、まるで走っているかのような様子を見せることもあります。

でもこれは単なる生理現象であって、夢の中でのことですから、無暗に起こしたり、動画撮影に夢中になって愛犬を起こさないよう注意してあげましょう。

いびきをかけるほどに熟睡できるということは、愛犬が家族を信頼し、自宅でほんとうにくつろいでいるというサインですから。

 

 

いびきは病気ではありません!寝場所の見直しが効果的

 

かわいい愛犬と夜も一緒に寝ていますというご家庭は多いのではないでしょうか。特にパグのように甘えん坊で寒がりな犬種であれば、家族と同じ布団で自然と眠るようになるでしょう。

でもあまりのいびきの音量に夜中に起こされてしまう、愛犬のいびきが気になるという声も少なくありません。でも残念ながら犬のいびきは病気とはいえず、外科的な治療法もありません。

厳密には外科的処置は可能ですが、あまりにリスクが高く費用も高額なため実行することはごく稀です。

このような場合、効果的な対策は愛犬の寝場所を

 

・サークル

・クレート

・リビング

 

などつまりは家族と別寝室に移動させるほかありません。愛犬が一人で別部屋で過ごしていると思うとなんだか切ない気持ちにもなりますが、家族の安眠とのバランスを考え愛犬の寝場所を見直してみてください。

 

ただ犬にとって眠るということは完全な無防備状態になることであって、家族の傍で眠ることが何よりの安心材料になっていることに間違いはありません。家族と寝室を分けたり、サークルで眠る習慣を始めた直後は夜泣きやいたずらが起こることもあるので、根気強く接してゆきましょう。

 

 

肥満がいびきの原因になっていることも

 

重量感のある胴体と細い脚、たるみのある首回りとパグの体形はアンバランスながらも絶妙なバランスを保っています。ただこのアンバランスさゆえに肥満と標準体形の見極めが難しく、飼い主さんの中には肥満に気が付いていない方、肥満を深刻な問題と受け止めていない方も少なくありません。

 

パグにとって肥満は足腰関節へ多大な負担がかかるだけでなく、呼吸器や心臓にも様々なダメージが加わる危険な状態です。

肥満によって首回りに脂肪がつくと当然呼吸にも支障が出始め、いびきも通常より大きくなります。

愛犬のいびきが気になる時は動物病院を受診する際に、肥満や体形について確認をしましょう。この時、愛犬の骨格から算出した標準体重を調べておくと、今後の食事量や体重管理の目安になります。

 

ダイエットをして体重が適正値に近づくと、自然と呼吸がスムーズになり、気になるいびきの改善につながることもあります。

 

 

くしゃみが逆流?いびきと勘違いされがちな激しい呼吸

 

散歩の最中や軽い運動の後、食事の前に興奮した時など、パグが突然激しい息遣いを見せることはありませんか?まるでくしゃみが逆流しているような、激しいしゃっくりのようにも聞こえる息遣いです。

実はこのような息遣いは小型犬や短鼻種でよくみられる症状で、喉の奥の弁が誤作動を起こしているサインです。この症状はいびきと勘違いされることもありますが、いびきとは若干異なります。

ただこの症状も外科的な処置で改善をすることは現実的ではなく、もし症状が起こった時は

・愛犬が落ち着けるよう声をかける

・興奮している場合は抱き上げたり、撫でることで落ち着かせる

・激しい運動は避ける

・苦手な犬や相手に近づけないよう注意する

などの方法で対策を講じましょう。命の危険に直結するほどの重篤な症状ではありませんが、短時間であっても愛犬が息苦しさを感じ、パニックを起こしていることに違いはありません。

 

パグのように鼻が短い犬種は、呼吸器や気管に負担をかけない暮らし方を意識してあげることで、毎日元気に快適に過ごすことができます。

気になる症状は気軽に動物病院へ相談をしましょう。診察の際に症状が出ていない、言葉で上手に説明できないという場合は、いびきの様子などを動画で撮影し診察時に持参するとスムーズに状況を伝えることができます。

 

 

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