2021.01.10(日)
いつもどんな時も愛嬌たっぷりで表情豊かなフレンチブルドッグ。フレンチブルドッグはとても知能が高いので家族の言葉の大半を理解することができ、状況判断も上手です。
だからこそ上手に甘えてみたり、頑固と思えるほどにハッキリと自己主張をしてみたり、イタズラの後には気まずそうな表情を見せてくれます。
今回はフレンチブルドッグならではのかわいい表情に注目してみましょう。
フレンチブルドッグが大好き、フレンチブルドッグを家族に迎えたい、でもと迷っている方へフレンチブルドッグあるあるをご紹介!
フレンチブルドッグの性格はおおらかで温厚、マイペース、個性的で外見は犬でも内面は人間なのではとさえ言われるほどにユニークです。
フレンチブルドッグあるあるといわれる行動は下記です。
〇仰向けになってヘソ天で眠る
〇いびきをかいて眠る
〇食べ物を前にすると我を忘れてしまう
〇興味のあるものや仲良しなワンコに出会うと全身でうれしさをアピールしてくれる
フレンチブルドッグは気持ちがそのまま行動に現れ、うれしい時も不満な時にもわかりすいタイプです。裏表のない性格がそのまま行動に現れるので家族もそのストレートさにつられて笑ったり、驚いたりと暮らしが賑やかになること間違いなしです。
とても表情豊かなフレンチブルドッグとの暮らしには楽しいこともたくさんありますが、反面でしつけに手を焼くこともあります。フレンチブルドッグはその知能の高さゆえにこだわりが強く、自分の考えを簡単に曲げないという面があります。
その上、重量があり力も強いので家族が簡単にコントロールできないことも多々あります。フレンチブルドッグとの暮らしには犬の特性をしっかりと理解したしつけが欠かせません。
お互いがストレスを抱えずにスムーズにしつけを習得するためには、愛犬の表情の見分け方を知っておくことも大切です。
例えばフレンチブルドッグあるあるの表情は下記です。
〇大きく口を開けて笑っている
〇無表情で家族の後ろに隠れている
〇気まずそうに上目遣いをしている
〇唸るような声を出しているものの、しっぽを振っている
まず最初に知っておくべきポイントは、フレンチブルドッグの顔立ちは鼻が短く口角が広い形状をしているので、呼吸のために口を開くだけでまるで笑顔でいるかのように見えるという点です。
愛犬が大きく口を開け、笑顔のような表情を見せているからといって、必ずしも本音で笑っているばかりではありません。特に散歩中やドッグランでは、運動の直後だからこそ大きく口を開け呼吸をしているだけであって、他犬や他人をフレンドリーに受け入れているとは限りません。
この点は家族はもちろんフレンチブルドッグや犬に詳しくない方が誤解しがちなポイントで、不注意に違づいたり触れたりすることの無いようくれぐれも注意しましょう。
またフレンチブルドッグはたびたび上目遣いをしたり、申し訳なさそうに反省をしているような表情を見せることがあります。例えば家族の留守中に盗み食いをしてしまった時やトイレシーツをビリビリに破ってしまった時、トイレを失敗した時や他犬に激しく吠えたててしまった時などです。
愛犬のこんな表情を見てしまうと、もうこれ以上は叱れない、仕方がないと家族が感じてしまうのも当然です。
でも実は犬のこのような表情や仕草には人間の考える反省の意味はありません。犬の脳には過去を振り返り後悔したり、反省をする機能が備わっていないからです。
愛犬が見せる反省の表情は実はイタズラを目にした家族の表情をみたうえでの反応です。これから家族に叱られるという気配を察知したり、荒らされた部屋を前に家族がため息をついたりすることで、これから叱られるかもと愛犬が身構えている時の表情です。
フレンチブルドッグのイタズラは誤飲など時には危険を伴うものもあるので、愛犬がどんなに申し訳なさそうな顔をしていても、きちんとしつけをしてゆきましょう。
とても表情豊かなフレンチブルドッグは嬉しい時、顔をくしゃくしゃにしながら思い切り笑顔を見せてくれます。
その上短い尻尾を勢いよく振ってくれたり、体をスリスリとしてくれるので一緒にいる家族も同じ気持ちになれるでしょう。
テンションが上がると短く吠えることもありますが、これは無駄吠えではなく嬉しい気持ちが声になって表れてしまうからです。
嬉しい気持ちを共感でき、全身で嬉しいと伝えてくれる愛犬はきっと素晴らしい家族になること間違いなしです。
実は犬は怒っている時も尻尾を振ります。これはたびたび周囲に勘違いされる犬の行動です。尻尾を振っているからといって嬉しいばかりではありません。
怒っている時は、表情は険しく、体をこわばらせ、緊張感が漂っています。家族に名前を呼ばれても振り返り反応することもありません。
このような場面では些細なきっかけでフレンチブルドッグが攻撃的な行動をとることもあるのでくれぐれも注意しましょう。
このような場面ではまず愛犬を落ち着かせることを最優先と考え、苦手な相手や場所から遠ざかり安心させてあげましょう。
初めて犬を家族に迎えた直後は犬の表情や行動の意味を理解できないと不安を感じることもあります。でも数日も共に過ごせば、すぐにお互いが考えていることや気持ちが驚くほどスムーズに理解できるようになるのでご安心を。