2021.02.14(日)
遊び好きでテンションが高いボストンテリアにとって、いつでも気軽に遊びじゃれ合うことのできるパートナーがいることはとても幸せなことです。
どんなに愛犬が遊び好きでも、なかなか毎日遊べる相手を見つけるのは難しいもので、散歩で他犬と顔を合わせても挨拶や立ち話程度で、思い切りじゃれ合い遊ぶ機会はなかなか作ってあげることができません。
遊び好きなボストンテリアだからこそ、友達や相棒を作ってあげたいと思うのは当然のことです。今回はボストンテリアの多頭飼いを迷っている方へ向けた多頭飼いのメリットに注目してみましょう。
ボストンテリアの多頭飼いを迷っている方、多頭飼いを始める前にしっかりと考えてから決断をしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
ボストンテリアの多頭飼いにおけるメリットは下記です。
ボストンテリアはとにかく明るい性格でテンションも高く遊び好きです。でも初対面の犬からは、このテンションの高さを敬遠されてしまったり、時には嫌がられてしまうことも少なくありません。
せっかくドッグランへ出かけても一人遊びで終わってしまうことも珍しくないでしょう。またボストンテリアの特性を理解されていない方からは、特有のテンションの高さを攻撃的や危険と勘違いされてしまうこともあります。
ボストンテリアはテンションは高いものの、攻撃的な犬種ではありませんという誤解を解くのもなかなか難しいでしょう。
遊び好きで活発なボストンテリアだからこそ、多頭飼いをすることで一緒にじゃれ合い遊びができたり、遠慮なく追いかけっこのできる犬友達ができることはとても大きなメリットといえるでしょう。
ボストンテリアに限らず犬同士、犬猫など多頭飼いには多少のデメリットがあります。
具体的なデメリットは下記です。
多頭飼いを始める上で事前にしっかりと考えるべきポイントは飼育費用についてです。フード代は頭数の分倍になり、フィラリアなどの予防医療費もかさみます。
高齢になりそれぞれが病気を発症すれば同時期に高額な医療費が必要になることもあるでしょう。
この部分を曖昧にしたままで安易に多頭飼いを始めてしまうと、次第に多頭飼いのメリットよりもデメリットを感じる機会の方が多くなり、気がつけば多頭飼いを始めたことを後悔しかねません。
多頭飼いはボストンテリアにとって様々メリットがあり、家族にとっても幸せな時間が増えるものです。事前にしっかりと計画を立て、無理のないタイミングで多頭飼いを始めましょう。
飼育費用を考える上では下記の点もぜひ忘れずに置きましょう。
ボストンテリアの多頭飼いで何より気になる点はどんな犬種を新たに迎えるかということでしょう。もちろん同じボストンテリアの子犬を迎えるという選択肢は最有力です。
でもあえて別の犬種とも暮らしてみたい、もっと小さな犬や大きな犬とも暮らしてみたいという方もいるでしょう。家族で何度も話し合い、実際に子犬に会いに出かけたり、愛犬と対面をさせたりと悩む時間も多頭飼いならではの幸せな時間です。
でもここで忘れてはいけないのはボストンテリアの特性です。
具体的には下記です。
つまりこのような犬種と対等に遊べる犬種で無ければ、良好な関係性の多頭飼いを続けることはできません。例えばチワワのように内向的でシャイ、運動は短時間で一人遊びを好むという犬種では、ボストンテリアの多頭飼い相手には不向きです。
犬にはそれぞれの輩出された背景や犬種ならではの性格、骨格に見合った運動量があります。多頭飼いのパートナーをどんな犬種にするのか考える時は、まずこれらの情報で犬種候補を絞ってみてください。
その上で、性格面や年齢、性別によって生じる相性に目を向けてゆきましょう。
ボストンテリアの多頭飼いを始める時は下記の3つの点に注意しましょう。
多頭飼いを始める時は計画外の妊娠出産を予防するために、必ず避妊去勢手術を済ませましょう。これは兄弟や親子犬の多頭飼いでも例外ではありません。手術のタイミングを獣医師と相談しつつ、多頭飼いを始める時期を調整しましょう。
食事は健康管理やアレルギーの予防などの面から、大皿ではなく個別の食器で与え、それぞれの食欲、摂取量などに目を配りましょう。
多頭飼いの場合、同居犬同士の世界に没頭しすぎてしまい、他犬を排除や警戒してしまうことがあります。お出かけやレジャー、ドッグランなどで楽しく過ごせるように同居犬以外とも交流を持ち、社会性を身に着ける様日ごろから心がけてゆきましょう。