2020.09.26(土)
どんな事より食べること、ご飯が大好きなパグには毎日おいしいごはんを用意してあげたい、ずっと健康でいるために食事には気を付けたい、おすすめのフードを教えて欲しいというご相談がたびたび寄せられます。
今回はパグにおすすめフードの選び方や気になる手づくりご飯について詳しくご説明させていただきます。
食欲の秋ですね!実は犬にも食欲の秋が訪れます。犬達もこの時期いつもに増して食欲が旺盛になる上に、脂肪を蓄えやすくなりなんだか太った?と感じることがあります。
ただこれは自然界で暮らしている場合の習性であって、家族と暮らし、寒い冬でも食べ物の心配がないペットにとっては無縁の話です。食欲が旺盛だからといって食事量を増やす必要もダイエットを心配して減らす必要もあります。
これまで通りに愛犬の体形、体質、年齢にあった適量を与えましょう。
パグのご飯選ぶは下記の3点を必ずチェックしましょう。
〇動物性タンパク質が主原料であること
〇良質で安全性の高い原材料で作られていること
〇愛犬の体質にあっていること
一見当たり前と思える内容ばかりですが、実は市販されているドッグフードの大半はこの条件を満たしていません。ドッグフードを購入するときは必ずパッケージの記載内容を確認しましょう。
この点を確認するためには、ドッグフードのパッケージに書かれた原材料という箇所を確認します。この欄は、原材料として使用している材料すべてが記載されています。たとえわずかな量であっても、記載を省くことはできません。
さらに、この欄に記載するときは配合量の多い材料から順番に記載するという決まりがあります。例えば先頭に肉や魚が記載されていれば、このドッグフードに一番たくさん含まれている材料は肉や魚という意味です。
肉や魚といった動物性タンパク質は犬が毎日摂取しなければならない必須栄養素と呼ばれる大切な栄養分です。この栄養分を不足することなく摂取できるよう愛犬のご飯を選ぶときは原材料を確認しましょう。
ドッグフードは危険だ!というショッキングな言葉を耳にされたことがある方もいるでしょう。確かにドッグフードの中には品質や安全性に疑問が残る製品もあります。
大切な愛犬が毎日食べるご飯ですから、安全で安心な製品であることは必須条件です。でもなかなかこの安全性を確実に判断するのは難しい問題です。
実は最近のドッグフードにはヒューマングレードやオーガニックというハイグレードな製品が続々と登場しています。このヒューマングレードという言葉は、人間が食べることのできるレベルの安全性を備えた原材料という意味で用いられています。
つまり材料の保存、保管方法や農薬などの残留等、人間を基準に判断をしているので当然愛犬にも安心して与えることができるという意味です。
このような製品はペット専門店やネットショップを中心に販売されているのでぜひチェックしてみましょう。
今やどんな犬も何かしらのアレルギーを抱えているといわれています。ドッグフードを選ぶときは、愛犬のアレルギー発症につながる材料が含まれていないかも大切なチェックポイントです。
ドッグフードのパッケージは小さな文字で専門的な言葉がたくさん並びよくわからないと感じている方も大勢います。そのような場合はドッグフードではなく愛犬に目を向けるとスムーズです。
動物病院では簡単な検査で犬のアレルギーを検査することができます。あらかじめ愛犬のアレルギー源を知っておけば、購入時に店員や動物病院でそのことを伝え愛犬に安心して与えることのできるドッグフードを選ぶことができます。
どっしりとした体形と細い足でアンバランスな体形のパグは、この体系ゆえに肥満がわかりにくいともいわれます。でも足が細いからこそ、パグにとって肥満は大変危険な問題です。
パグは生後1年で身体的な成長が止まります。この時点で動物病院を受診し、愛犬の骨格から算出した適正体重を確認しておきましょう。今後はこの適正体重を維持することを前提に食事量を管理します。
ドッグフードは製品ごとに給与量が異なります。与える時はパッケージに記載された給与量を目安に計量をして適量を与えましょう。
ドッグフードを別製品に切り替える時は、給与量も都度確認をしましょう。ただ給与量通りに与えている場合でも、体質や運動量によって肥満になる場合もあります。体質や体調には個体差があるので、愛犬の適正体重維持を最優先に考え食事量は調整しましょう。
もっとおいしく、安全なご飯を!家族と同じものを!シニアに柔らかく食べやすい食事を!と手作りご飯は注目を集めています。
もちろんパグも手作りご飯は大好物です。
パグに手作りご飯を作るときは、適度な食感のある素材がオススメです。
例えば
・砂ぎも
・鶏肉
・ブロッコリー
・リンゴ
食欲旺盛なパグはあっという間に完食してしまうので、適度な食感のある食材を上手に活用し食事を楽しんでもらいたいですね。