2020.05.30(土)
チワワとずっと一緒に暮らしてゆきたい、愛犬にはいつまでも元気でいて欲しい!愛犬のかわいい仕草や寝顔に癒されながら、そんなことを考えますね。でもいったいどうすれば、どんなことを心がけてゆけば愛犬とずっと一緒に過ごすことができるのでしょうか。今回は、チワワに元気で長生きしてもらうコツ、寿命を長くするために心がけたい毎日の習慣について考えてみましょう。
チワワのような小型犬の平均寿命は13年ほどといわれています。中には15年というデータもありますが、寿命はあくまでも目安であり、絶対的な正解はありません。
13年と数字だけを聞くと長いようにも短いようにも思えてしまいなんだか複雑な気持ちになりますね。目の前の子犬の13年後と考えると長いようにも思えるし、自身の生活や子供の成長と合わせて考えると短いようにも思えます。
もちろんすべての犬がこの平均寿命に合致するわけではなく、最近は20歳を超えるペットも珍しくありません。幸せな巡り合わせで家族になったチワワにはいつまでも元気でいて欲しい、家族と楽しく過ごして欲しいと考えるからこそ、この寿命を全うし、さらに長生きをと願うばかりですね。
本来のチワワは体は小さいものの内臓機能が丈夫で、アレルギー発症率も低く飼いやすい犬種といわれています。小型犬は中大型犬に比べ平均寿命が長い傾向があり、その中でもチワワは長寿なタイプに当てはまります。寿命という言葉を聞くとなんだか不安な気持ちになりますが、チワワの特性を知るとちょっとホットしますね。
ただチワワはその体の小ささゆえに、家族の誤った生活習慣や間違えた愛情のかけ方が原因になり寿命を縮めてしまうことがあります。
毎日の生活では次の3つのポイントに注意してゆきましょう。
①ごはんの与えすぎ
②嗜好性の高いフードやオヤツを常食とする
③運動不足
かわいいからこそついオヤツをあげたい、苦手なお散歩はさせずにすごさせてあげたい、たくさん甘やかしてあげたいと思うのも当然ですね。でも愛犬の将来を考えるなら、時には甘やかすことよりも健康管理を重視することも必要です。
少食、偏食、食べ残しとチワワの食事は何かと悩みが尽きないものです。せっかく買ったドライフードも全く口をつけてくれない、数回で食べ飽きてしまったということも珍しくありませんね。こんな時がっかりするような、気持ちを理解して欲しいと思うような複雑な気分になりますね。
どんなに良質なドッグフードでもチワワが食べてくれなければ、その先はどうすることもできず本当に困りものです。
でもチワワの長生きを目指すには毎日の食事選びは何より重要なポイントです。簡単にあきらめたり、甘やかすばかりというわけにはいきません。
チワワが喜ぶ食事といえば
・柔らかい
・味が濃い
・チーズやミルクなど甘味がある
・脂肪分が多い
まるで人間のスナック菓子やファーストフードのようですね。このような食生活が毎日、何年も続くようでは当然健康面に支障がでるのも時間の問題です。
チワワの食事は
・チワワの華奢な骨格に見合った体形を維持できること
・必須栄養素をバランスよく摂取できること
・良質な原材料でつくられていること
・体質、体調にあっていること
これらを基準に選び、体形にあった必要量を与えることを基本ルールと考えてゆきましょう。
チワワの長生きを目指すコツは
・肥満予防
・歯垢や歯石など口内トラブルの予防
・運動不足予防
この3つを心がけてゆきましょう。チワワの食事の1日量を計量してみるとあまりに少なくてびっくりしますね。こんなわずかな量の食事ではかわいそう、愛犬ももっと欲しがっているから、たまにはオヤツもあげたいとこんな習慣がつづくことで、気が付けば肥満になってしまったということも。
チワワにとって肥満は足腰関節はもちろん内臓にも負担がかかる万病のもとです。当然長生きも遠ざかってしまいます。チワワに長生きをして欲しいからこそ、食事は適量を意識し与えすぎはくれぐれも注意しましょう。
同様にウエットフードや添加物の多い食事は歯垢や歯石付着の原因になります。口内トラブルは不快な口臭はもちろんチワワの内臓機能にまで深刻なダメージをもたらすので注意しましょう。
チワワの口内ケアには歯磨き習慣がおすすめです。歯磨きは歯ブラシを使った方法から飲み水に混ぜるだけと簡単な方法もあるので家族の手間や愛犬の性格を考え無理なく続けることができる方法で実践しましょう。
チワワは散歩不要な犬と勘違いされてしまいがちですが、本来はとても活発で、好奇心旺盛な犬種です。毎日の散歩はもちろん家族とのお出かけを一緒に楽しみたくさんの刺激があることも健康寿命を延ばす効果的な方法です。
チワワと過ごす時間は長いようで短いものです。ぜひたくさんの楽しい時間を作ってゆきましょう。