2020.06.02(火)
フレンチブルドッグ,ボストンテリア出産情報
↑こちらの記事でご紹介した犬用の圧死防止枠付きお産箱の作り方を書いていこうと思います。
まずは1×4材(ワンバイフォー)板でペットヒーターをちょうど囲える長さにカットします。
それをステーで外側からでも内側からでもいいので固定し枠を作ります。
ペットヒーターによっては電源部分が盛り上がっていますのでその部分をノミでくり貫いておきます。
画像では金具で内側から固定して木枠を組み立てています。
外側の木枠が組みあがりましたらあとは内側の角材を適当に切って固定するだけです。
下に敷くブランケットやペットヒーターの厚みと対象の子犬が逃げ込める隙間を作りなおかつ母犬がその隙間に入れない大きさとします。
こちらのペットヒーターは少し四隅に丸みがありますが出来れば四角い方が子犬がペットヒーターから外れることが防止できますのでぴったりしている物の方がいいと思います。
このようにペットヒーターを置き枠をかぶせて下にはブランケットなどを敷きます。
子犬は自身で体温調節が出来ないため夏場でもペットヒーターの上にいるよう設計します。
大抵のペットヒーターは強の面と弱の面がありますので母犬の産箱への入る頻度によって調節することが大切です。
はい。このように母犬がもたれかかってきても安全枠のおかげで子犬が産箱と母犬に挟まれることがありません。
出産には多くの体力を使い、帝王切開などを行っていると母犬の体力消耗が大きく我が子を踏んづけていても気が付かないことがありますので、
出来るだけこのような枠付きの産箱を用意してあげると安心です。このお産箱は生後2週間までを目安に使用します。
子犬が元気に動けるようになってきましたら圧死する危険も減り、反対に目をこすってしまったり変な挟まり方をしたりとこの枠が子犬にとって邪魔になってきますので、
外してあげましょう。