2020.06.05(金)
チワワを家族に迎えたい、でも手のひらほどの小さくか弱い子犬を家族に迎えることに不安を感じるという方もいるでしょう。これからチワワとの暮らしを始めたいという方へ、チワワの選び方の基本をまとめさせていただきました。基本を知れば、きっと不安や疑問を解消でき、安心してチワワを家族に迎えることができるはずです。
運命を感じるほどのチワワと出会うためには、チワワの選び方の基本を知っておくことが大切です。
チワワを選ぶ時は
・食欲があり、下痢など体調不良を起こしていない
・人懐こく、表情が明るい
・過度に小さな体形、痩せていることもなく子犬らしい丸みを帯びた体形をしている
この3つのポイントを必ず確認しましょう。小さな子犬を前に、つい毛色や顔立ち、体のサイズなどにばかり目がいってしまいがちですが、この先、元気に楽しく暮らすためには健康であることも大切なポイントです。
チワワは他犬種に比べ離乳直後、幼犬期の食事管理や健康管理に手間がかかることもあります。過度に小さく、成長が遅い、健康状態が不安と感じる場合は、まだ親離れの時期に至っていないことも。
子犬も家族も安心して過ごせるように、この3点は必ず確認を。初めて犬を飼う方、チワワや小型犬との生活が初めてという方は、専門家や販売スタッフに相談をし、食欲や健康状態、これからの生活についての注意点などを事前に確認しておくと安心です。
チワワは同犬種で2種類の被毛の長さがあります。体形、サイズに大きな差異はありませんが、スムースコートと呼ばれる短毛種はロングコートと呼ばれる長毛種に比べ、やや勝気で、頑固な面があります。中には小さな体ながらも散歩中に中大型犬に威嚇をしてみたり、飼い主が爪切りやお手入れをする時に噛みつく素振りを見せるタイプもいます。
ただ必ずしもスムースコートのチワワが同じ性格ばかりではないので、しつけ方、暮らし方でも違いが生じます。
初めてチワワと暮らすという方や小さな子供のいるご家庭では、ロングコートチワワの温厚な性格の子犬がおすすめです。
やんちゃで活発、甘えん坊な性格が多いオスのチワワと穏やかで落ち着きがあり、優しい雰囲気のメスのチワワとどちらもそれぞれに魅力があります。
小さな子犬を前に、オスでもメスでもどちらでもいい、どちらもかわいい、決められないという方が大半です。
でもオスとメスとでは暮らし方に様々な違いがあるので、あらかじめ知っておくこと、家族で相談をしてどちらが向いているかを考えておきましょう。
・オスはトイレ以外にマーキングをする習性がある
・オスはメスに比べ大柄に育つことが多い
・メスは3歳を過ぎると遊びに関心が薄れ、素っ気ない態度を見せることが増える
・メスは家族以外への人見知りが激しくなりがち
また避妊去勢手術は、オスメスともに生後一年までを目途に済ませることが、健康管理、病気予防、他犬とのトラブル回避のために推奨されています。
チワワは大変賢く、遊び好きで、甘えん坊、表情豊かで共に暮らすとかけがえのない存在であることを日々感じることができます。
たくさんの可愛らしい子犬の中から、家族に迎える運命のチワワを見つける時は、下記のポイントを気にかけてみてください。きっと素晴らしい出会いにつながるはずです。
・食欲があり、下痢など体調不良を起こしていない
・人懐こく、表情が明るい
・過度に小さな体形、痩せていることもなく子犬らしい丸みを帯びた体形をしている
・希望の性別を決める
・希望のタイプを決める(スムースコートかロングコートか)
・希望の毛色を決める
という順に考えてみましょう。
合わせて、家族に迎えるタイミングも調整が必要です。すぐにでもチワワとの暮らしを始めることができるのか、数か月先を考えているのか、もしくは希望条件を満たすチワワの子犬が誕生するまで期限を決めずに待つという方法もあります。
小さなチワワとの暮らしは、時に不安や疑問が生じるものです。このような時は、解決を先送りにせずに動物病院や販売スタッフへ気軽に相談をし、安心できる時間へとつなげてゆきましょう。
チワワを家族に迎える時、あらかじめいろいろな情報を検索したり、ペットショップへ足を運んでみたりという時間も過ごされているでしょう。
これから長い時間を共に過ごすチワワを家族に迎えるのですから、安心で信頼できる店舗やブリーダーからの購入は必須条件であることもぜひお忘れなく。