2021.03.23(火)
「あやしいれちゅ…」
置物のフレブルに挨拶するも無視されて訝るフレブルフォーンちゃん😆
表情豊かでとっても可愛い子です!
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2021.02.20(土)
元気いっぱいで食欲も旺盛なものの、食後に吐いたり、留守番中に吐いたりと愛犬が原因不明の嘔吐を繰り返すことがあります。犬は自分の体を守るためや育児のために簡単に嘔吐できる身体構造をもっているので病的な理由がなく、正常な生理現象として吐くことはあります。でもたびたび吐く場合は何らかの健康面の問題を抱えている場合もあるので、まずは原因を知ることが大切です。
今回はボストンテリアに多くみられる吐く症状の原因や吐いた時の対処法、繰り返さない予防策について詳しくご説明させていただきます。
愛犬が吐いた時、病気や体調不良、異物の飲み込みなど色々な不安がよぎりますね。実は犬の嘔吐は珍しいことではなく、犬は簡単に嘔吐できる内臓構造をもっています。
ただ簡単に吐くことができるものの、吐くことが体に何ら負担にならないわけではないので、ボストンテリアならではの実態を知っておきましょう。
ボストンテリアが吐くシチュエーションで多いのは下記です。
ボストンテリアはとても食欲旺盛で、勢いよく食事をしてしまいがちです。この時、ドライフードが喉に詰まり、勢いよく吐き出すことがあります。このような嘔吐は、病的なものではないので特別心配する必要はありません。
ただ吐く仕草は見せるものの嘔吐物は出ていない、胃液だけを吐くという場合や吐いた後にぐったりとした様子を見せる時は、異物や固形物の飲み込みなど危険な場合もあるので注意が必要です。
ボストンテリアが吐く理由で多くみられるのは下記です。
加齢や持病などの問題が無い場合、吐いた理由が病的な理由かどうかを見極めるには、吐いた直後の愛犬の行動に注目しましょう。
もし嘔吐物を再度食べようと口をつけた場合は、病的な理由で吐いたわけではありません。一時的に喉に不快感があり、いったん吐き出した上で、再度落ち着いて食べようとしているだけです。
人間も食事中にむせてしまうことがあるので、同じ症状です。このような場合、家族の立場からは不快感を覚えますが、慌ててフードを片付けるのではなく、愛犬に任せておいて問題ありません。
一旦、飲み込んだ後で吐いたフードは、唾液や胃液でふやけているので柔らかく、次に口をつける時はスムーズに食べることができます。これは犬にとって自然な行動ですから、不快に感じ無理やり片付けるのではなく、愛犬に任せておいてください。
もし愛犬が嘔吐物を避ける、遠ざかろうとする、ぐったりとした様子を見せる場合は、何らかの体調不良を抱えているサインです。吐いた物をしっかりと確認し、下記の点をチェックしてください。
これらの点を家族がしっかりと把握していると、動物病院を受診した際に獣医師に的確に症状を伝えることができ、治療もスムーズに進みます。
食事の直後にはしゃぎまわり吐いた場合や勢いよくドライフードを食べ喉に詰まらせ吐いた場合は、特別な対処は必要ありません。愛犬をサークルなどに戻し、30~1時間ほどゆっくりと休ませましょう。
もし原因不明で吐いた時や吐いた後に愛犬がぐったりする様子を見せた時は、再度吐いてしまうことの無いように対処が必要です。
具体的な方法は下記です。
吐いた直後は、人間であればうがいをしたり、口の不快感を解消するために水を飲みたいと思います。でも犬にこのタイミングで飲水をさせてしまうと、胃腸を刺激し再度の嘔吐につながる場合があります。
犬は簡単に吐くことができる内臓機能をもっていますが、病的に吐くことを繰り返してしまうと脱水症状や体力消耗につながり危険です。まずは胃腸をゆっくり休ませるために、数時間は飲食を控えましょう。
この控える時間内で愛犬の様子が悪化したり、表情がうつろになったりとする際はすぐに動物病院を受診してください。
ボストンテリアのように食欲旺盛な犬種に、ゆっくりと味わいながら食事をするようしつけることは不可能です。もし愛犬が早食いと吐く行為を繰り返す場合は、ドライフードをふやかし与えると効果的です。
ふやかすことで、喉に詰まることもなくスムーズに飲み込むことができます。
ふやかし与えると虫歯になる、顎が弱くなるとう誤情報も多々ありますが、これは誤りですから、吐く癖を予防するため効果的な方法ですからぜひ実践してみてください。
2021.02.19(金)
ボストンテリアは比較的体臭が薄いタイプですが、全くの無臭ではありません。犬特有の臭いが気になるという方もいれば、愛犬が一緒に寝た寝具や愛犬がいつも使っているクッションなどの臭いが気になるという方もいるでしょう。
今回は、ボストンテリアと楽しくストレスフリーな暮らしを続けるために、気になる臭いの原因と効果的な解決法をご紹介させていただきます。
どんな犬種を家族に迎えようかと色々と調べていると、こんな情報にたどり着くことがあります。
◎体臭はほとんどありません
◎臭いが気にならない犬種
室内で一緒に暮らす愛犬の臭いが少ない、無臭であれば色々な不安を解消でき理想的と思いますね。でも実際には犬も野生動物の一種ですから、完全な無臭ということはあり得ません。
個人の感じ方の違いはあれど、かならず体臭は発生しています。
ただ犬の中にはビーグルやコッカー、レトリバーなどのように独特な強い体臭を発するタイプもいます。これらの犬種は、元来は猟犬で、狩猟の際に仲間に自分が通った経路や居場所を知らせるために特有の体臭を発します。このような犬種に比べると、たしかにボストンテリアの体臭は薄く、気にならない程度ともいえます。
ボストンテリアの体臭が少ない、気にならないという表現には、比較対象となる体臭が強い犬種の存在があることもぜひ知っておいてください。
ボストンテリアの体臭の原因は下記があります。
◎口臭
◎外耳炎による耳内部から発する臭い
◎皮脂による体臭
◎加齢臭
犬も人間と同じで加齢と共に体臭が強くなります。この体臭は生理現象ですから、シャンプーの回数を増やしても改善にはつながりません。加齢とともに敏感で乾燥しやすくなった皮膚を必要以上に頻繁にシャンプーすると、皮膚へのダメージが大きく皮膚トラブルにつながる危険があるので注意しましょう。
また体臭と思っていた臭いが実は口臭だったというケースも少なくありません。愛犬が顔を近づけてきた時や愛犬に舐められた後に気になる臭いがするときは、口内をチェックしましょう。
◎歯の根元が茶色や緑に変色している
◎歯の表面に石状の塊が付着し、凸凹している
◎歯がぐらついている
◎歯茎が赤く腫れている
◎息が臭い
犬の口内トラブルは3歳ごろから徐々に深刻化し始めます。大抵の場合、日ごろの食生活が原因にあり、改善するには動物病院の処置も必須です。
歯垢や歯石の付着が原因で起こる口内トラブルは自然治癒や自然と解消されることはなく、日々悪化する一方です。
歯の表面に付着した歯垢や歯石から次第に雑菌が増殖し、内臓にまでダメージを与えてしまいます。家族が不快な臭いに気がつくほどに症状が進行している場合、歯磨き程度では改善はできず、医療による高度な処置が必要です。
口臭は愛犬からのSOSのサインです。放置すると悪化する一方ですから、早めに動物病院を受診しましょう。
ボストンテリアの基本的なお手入れは下記です。
◎月に1回のシャンプー
◎週に1,2回のブラッシング
◎歯磨き
◎月数回の耳掃除
併せて愛犬が毎日使うベッドやクッションなどもこまめに洗濯をしましょう。
ボストンテリアは他犬種に比べ比較的に体臭が薄いものの、日々分泌される皮脂に日常の汚れや散歩中の土埃などが付着し、気になる臭いを発することがあります。この臭いの解決策は、自宅で定期的な続けることです。
犬の皮膚は人間の赤ちゃんよりも薄くデリケートですから、シャンプーは月に1回程度で十分です。シャンプーとシャンプーの間の期間は、市販のブラッシングスプレーとラバーブラシを使い全身をブラッシングしてあげると効果的です。
短毛のボストンテリアにはブラッシングは不要と思われる方も多いものの、ブラッシングには被毛を整える以外の効果があります。
短毛の犬種の場合、ブラッシングをすることで皮膚が適度な刺激を受け新陳代謝が活性化されます。このことで皮脂や毛穴に詰まった汚れの排出が進み、ブラッシングスプレーでそれらの汚れを取り除くことで、気になる臭いの軽減につながります。
ボストンテリアのブラッシングなら、わずか数分で完了できるので、ぜひ気になる臭い対策に習慣化してみてください。
併せて歯磨きやデンタルケア製品を活用し、口内環境を改善すると不快な口臭の軽減にもつながります。
愛犬の臭いはつい慣れてしまい、気にならないという声も多々ありますが、定期的なお手入れは愛犬の健康促進にもつながります。犬には必ず体臭や特有の臭いがあると考え、日ごろからお手入れを続けてゆきましょう。
2021.02.18(木)
愛犬から不意に強く不快な臭いを感じることはありませんか?実はこの臭いの元は耳にあります。愛犬の耳の中をのぞいてみると、黒い耳垢がついていませんか?
この耳垢や強い臭いは外耳炎のサインです。外耳炎はかゆみや炎症による痛みをもたらすだけでなく、耳の奥深くにまで雑菌が侵入してしまうこともある怖い病気です。
外耳炎は日ごろのお手入れで予防や軽減することができるので、ぜひ健康管理の1つとして詳しく知っておいてください。
外耳炎は垂れ耳の犬に多くみられます。発症の多い犬種はダックスやプードル、シーズーが代表的で、垂れた耳の中にも長い被毛が伸び続け、通気性が悪く、雑菌が繁殖しやすい環境が揃っていることがその理由です。
ボストンテリアのように耳が立っている場合、垂れ耳の犬に比べ慢性化することは少ないものの、発症リスクはゼロではありません。
耳が立っているから関係ないと勘違いをせずに、定期的なお手入れを習慣化しましょう。
外耳炎の症状は下記です。
◎黒くべたつきのある耳垢が耳内部全体に付着している
◎かゆみがある
◎強く不快な臭い
◎耳掃除をしても数日で、耳垢の付着が目立つようになる
◎耳内部が赤く腫れている
◎耳に触れると愛犬が嫌がる
外耳炎の症状は、自然治癒することはなく日々悪化し続けます。もし上記に思い当たる時は動物病院を受診し、点耳薬などの処方を受けましょう。
市販薬にも外耳炎治療薬は数種ありますが、愛犬の症状を素人目で判断した対処はかえって症状を悪化させてしまう危険があるので、必ず動物病院を受診しましょう。
ボストンテリアの外耳炎の原因は下記が多くみられます。
◎不衛生な生活環境
◎体質やアレルギー
◎ひっかき傷から雑菌が侵入した
外耳炎の原因は様々で、残念ながら特定することはできません。でも原因を特定しないままでは、完治後も再発を繰り返してしまいます。
外耳炎に気がついた時は日常生活で思い当たる点がないかをしっかりと確認してください。
また外耳炎は強いかゆみを伴います。かゆみに任せて愛犬が爪先で耳内部を掻くと、薄い皮膚に無数の傷ができ、患部に雑菌が付着するという悪循環に陥ります。
外耳炎の治療中はもちろん日ごろから、月に1回程度の爪切りを習慣化し、愛犬が爪で自分の体を傷つけてしまわないよう注意してください。
ボストンテリアの外耳炎の治療は動物病院で処方される点耳薬が効果的です。点耳薬とはその名前の通りで、1日数回、耳内部に滴下するだけと簡単な薬剤です。
滴下した薬剤は自然と乾燥するので、拭き取りも必要ありません。大抵の場合、外耳炎は1~2週間の点耳薬の滴下で完治できます。ただ耳内部を傷つけてしまっている場合は、患部の化膿を防ぐために飲み薬も併せて処方される場合もあります。
症状が軽度の場合、数日の点耳薬の滴下で目に見える改善が見られます。でも一見すると完治したように見える場合でも、必ず獣医師の指定した期間は投薬を続けてください。
素人目で判断し、治療を中断してしまうと、実は耳内部の雑菌が残っていることがあり再発や悪化を招きかねません。獣医師の指示のもと、完治の判断が下るまで決められた期間の投薬を受診をしましょう。
また外耳炎は体質とも密接な関係にあるので、完治後も何度も再発することが珍しくありません。でも再発の度に症状に違いがあることも多いので、独断で市販薬を使用したり、以前使い残した薬剤の再利用は控えましょう。
開封後の薬剤は品質が劣化し、本来の効果が得られない場合があるので、外耳炎の兆候に気がついた時は都度、動物病院を受診しましょう。
ボストンテリアの外耳炎の予防には、下記の方法が効果的です。
◎月に数回の耳掃除
◎シャンプー後は綿棒で耳内部に残った水分を拭き取る
◎汚れや悪臭はすぐに動物病院を受診する
耳掃除は、必ずペットの耳掃除専用ローションを使用しましょう。乾いたコットンや綿棒で犬の耳内部を拭き取ろうとすると、薄くデリケートな皮膚を傷つけてしまうことがあります。
耳掃除専用ローションは、コットンなどの繊維を柔らかくする効果とこびりついた耳垢をふやかし拭き取りやすくする効果とがあります。
こびりつき、乾いてしまった耳垢は耳掃除専用ローションで丁寧にふき取ってあげましょう。
ボストンテリアにかぎらず犬にとって耳掃除は決して快適なものではありません。耳はとても皮膚が薄くデリケートで過敏な部位ですから仕方がありません。
耳掃除中は優しく声をかけ続け、耳掃除嫌いにならないよう根気よく愛犬に接してゆきましょう。
耳掃除の方法は動物病院などで指導を受け、正しい方法で安全に行いましょう。