2020.08.23(日)
パグと暮らしてみると意外に抜け毛が多い、ちょっと体臭が気になるということがありますね。お出かけ好きなパグをキャンプやレジャーにお出かけした後は、スッキリ洗っておきたいとも思うでしょう。
でも実際にお風呂に挑戦してみると、意外に嫌がられてしまったり、じっとしていてくれない、大変だったという声が続々と上がっています。
今回はパグにお風呂にすんなり入ってもらう方法、短時間で手際よくお風呂を終えるコツをご紹介させていただきます。
外出は朝晩の散歩程度、ブラッシングもこまめに済ませているという場合でもパグをお風呂に入れるべきでしょうか?という質問をたびたびいただきます。
答えは月に1度程度(冬は2か月に1度でもOK)お風呂に入れてあげてください。
なぜかというと、パグは皮脂分泌が盛んな体質で、目には見えなくても皮膚や被毛にたくさんの汚れが付着しているからです。
皮脂はべたつき感があり、汚れを吸いつけてしまう性質があるので、この皮脂汚れを取り除くためにもお風呂が欠かせません。
またパグは意外に抜け毛が多い犬種で、抜けた被毛が他の被毛に絡まり皮膚表面に残留してしまいがちです。この状態が長引くと、皮膚、被毛の通気性が低下し、新陳代謝の低下や体臭、皮膚トラブルなどにつながります。
月に1度を目安に全身をすっきりと洗い上げると、皮膚、被毛の状態をリセットでき、全身に適度な刺激も加わります。
また高齢のパグの場合、お風呂のタイミングで全身に触れることで脱毛やシコリなどの異変に家族がいち早く気が付くきっかけにもなります。お風呂は決して難しいことではないので、ぜひ自宅お風呂に挑戦してみましょう。
パグをお風呂に入れる理想的な頻度は月に1回です。
ただし冬など乾燥の気になる季節や高齢になり肌の乾燥やフケがある場合は、2か月に1度など愛犬の様子に合わせて頻度を調整してあげましょう。
お風呂が月に1度と聞くと、不衛生では?と感じる方もいるでしょう。
でも犬の皮膚は人間の赤ちゃんの皮膚よりも薄くデリケートです。この皮膚を守るために皮脂を分泌しバリア機能を作り、さらに被毛で全身を覆い保護しています。あまりに頻繁にお風呂に入れてしまうと、この皮脂が洗い流されてしまい皮膚がダメージを受けやすい状態になってしまうのです。
もし愛犬の体臭や抜け毛が気になるという場合は、お風呂の頻度はそのままでブラッシングスプレーやラバーブラシなどを使いブラッシングの回数を増やすと効果的です。
ちなみに1回のお風呂時間は10分ほどが目安です。この時間内で全身の余洗い、シャンプー、すすぎ、タオルドライまでを完了します。念入りに時間をかけて洗うこともまたパグをお風呂嫌いにさせてしまう原因になるので注意しましょう。
お風呂に入れようとすると逃げる、暴れる、嫌がるとこんな状態では、家族もお風呂を諦めてしまうでしょう。
でもお風呂の入れ方のコツを覚えると途端にスムーズになるので、まずは諦める前に挑戦してみてください。
パグがお風呂を嫌がる理由は
・熱い
・息苦しい
・鼻に水が入る
・押さえつけられるから
・家族が真剣な顔をするので警戒している
などの理由が挙げられます。特に家族の無意識の行為に思い当たる方も多いのではないでしょうか?
パグにお風呂は一切怖いものでも危険なものでもないと理解してもらうためには、まずは家族が余計な力を入れたり、愛犬を叱ったり、押さえつけたりという行動をなくすことが第一歩です。
そのうえでシャワーの温度は36~37度と低めに設定します。パグのように鼻が短い犬種は、すぐに呼吸が上がり息苦しくなりがちなので、やや低めの設定にしておくと快適にお風呂に入ってくれます。
そのうえでシャワーヘッドは体に密着させ、体の表面を撫でるように移動させます。顔を洗う時は、頭頂部に軽くシャワーヘッドを押し当てるように使います。
この方法は、水しぶきの飛び跳ねを予防するプロトリマーのシャワーテクニックです。水しぶきが飛ぶと犬は警戒し、不快感をあらわにします。また頭頂部から水が流れることで、鼻や耳に水が流れ込まずに洗うことができます。
犬のお風呂は基本的に「ため湯」にせずにシャワーです。犬は足裏にだけ汗せんがあるので、ため湯に4本の足すべてを浸けてしまうと汗せんが全てふさがり、体温上昇を招くので注意しましょう。
お風呂と呼んではいるものの、「シャワー」の意味ですのでご注意を。
パグに限らず大抵の犬は体が濡れることを本能的に嫌がります。決して我が家の愛犬だけの問題ではないのでご安心を。
スマートにトリミングを行っているように見えるトリマー達も都度この問題に直面しています。
パグにお風呂をすんなり受け入れてもらうには、短時間で手際よく終えることです。長時間閉め切った浴室で過ごすにはパグにとってもストレスになり、すぐにでも飛び出したいと思うものです。
シャワーをかける向き、シャンプーやタオルなどをすぐ届く場所に用意しておくなどの工夫が成功のポイントです。
2020.08.23(日)
社交的で明るく、人懐こいパグは家族とのお出かけも大好きな犬種です。どこにいっても持ち前の明るさでアイドル並みの人気になると話題です。せっかくのお出かけですから、パグにもおしゃれを楽しんで欲しい、一緒におしゃれを楽しみたいですね。
今回は、独特な体形のパグだからこその失敗しない洋服の選び方やオススメブランドや服、グッズをご紹介させていただきます。
合わせて簡単にできるオリジナル服の作り方もぜひご参考に。
パグに人気の服はなんといっても「着脱がスムーズ」な服です。パグは犬種分類上は小型犬に属すものの、実際に小型犬用として販売されている服のほとんどはサイズがミスマッチでしょう。
背丈に合わせると体部分はきつくてはいらない、首回りが狭く着脱できない、胸幅が狭くて窮屈そうなど失敗談は尽きません。つまりパグに人気の服というのは、パグの脱ぎ着がスムーズで、動きやすく、なおかつオシャレなことがポイントですね。
パグの服を選ぶ時は
・首回りが広く開いていること(ゴムやボタンが付いているデザインもオススメです)
・胸幅が広いこと(パグは胸板が広いので、胸から袖口までが十分な広さがあると動きやすくなります)
・胴回りがたるんだり、ダブつくことなくスッキリとしたシルエットになること
・背丈があっていること
胴回りに合わせると中型犬サイズの洋服を選ぶことになりますが、これでは着丈が長くなりすぎてしまいアンバランスです。逆にすると胴部分が窮屈になってしまいます。
こんな経験を重ねたことで、パグに服を着せることを諦めハーネスやバンダナでおしゃれを我慢するという飼い主さんも少なくありませんが、ネットショップやパグやフレンチブルドック向けブランドを上手に活用すると、パグも十分おしゃれを楽しむことができるのでご安心を。
パグがジャストサイズで着こなすことのできる服を作るためには、パグ専用の型紙が必要です。この点をしっかりと捉え、ジャストサイズでなおかつオシャレな服を購入できるアパレルブランドをご紹介させていただきます。
★HANAPECHA-YA
HPを開くとそこにはおしゃれなパグ用服が勢揃いしています。実はパグ好きで知られる有名芸能人もこのブランドのファンだそうです。
手軽に着せることができるタンクトップや季節ごとの新商品、愛犬グッズはもちろん愛犬のジャストサイズでセミオーダーもできるパグの定番ブランドです。
とても珍しいパグモチーフのグッズもたくさん揃っているので、ぜひこまめにサイトをチェックしてみてくださいね。
★9689
実はこの店名「クロパグ」と読みます。名前からもパグ愛が存分に伝わりますね。
カジュアルで手ごろな価格のタンクトップやTシャツから本格アウター、首輪などのアイテムまでパグのサイズを熟知したうえで取り揃えてくれています。
都会派、お洒落上級者向けの洋服をお探しの方におすすめのパグ服です
また9689では、キャリーバックやフードなどパグの暮らしに欠かせないアイテムを厳選し取り扱っているので、パグ好き目線で選んだアイテムがとても参考になります。
★ BULLオ BULLコ
周りとはかぶりたくない、おしゃれ上級者を目指すならぜひこのブランドもチェックを!パグにジャストサイズの洋服や小物はもちろんインテリアに至るまでパグモチーフがたくさん揃っています。
大好きなパグに囲まれて過ごしたい方にも、パグ好きな方へのプレゼントにもぜひおすすめしたいブランドです。
パグを家族に迎えたのだから服を手作りしてあげたい、家族とお揃いのコーデを楽しみたい、イベントで注目を浴びたいという時はぜひ手作り服に挑戦してみましょう。
パグは足が細く長い体形なので、実は手作り服を簡単に作ることができる体形をしています。足が短い犬の場合、袖の形状や長さに様々な制約がありますが、その点パグはまるで気にせず、多少のアンバランスや縫製ラインのずれもアクセントとして楽しめるはずです。
初心者でも失敗しない簡単な作り方は、「子供服のリメイク」です。
作り方は
①採寸
首回り
脇周り(胸囲、胸の一番深い部分で測ります)
ヘソ周り
着丈(首~裾にする予定の位置までの長さを図ります)
②用意した子供服を、前身側がパグの背中になるようにあわせおります(柄がある場合は柄がずれないように注意しましょう)
折り目がずれないように軽くアイロンをかけておくと綺麗に仕上がります。
③採寸したサイズに合わせて印をつけ、余分な部分を裁断します
④お腹や裾、袖周りなどを愛犬のサイズに合わせ縫い合わせてゆくと完成です。ミシンがある場合は、ジグザグ縫いをしてから、サイズに沿って仕上げてゆくと、より完成度が高くなります。
またインターネット上には無料で犬の手作り服の型紙を公開されているサイトもたくさんあるので、下書きとして活用し、愛犬のジャストサイズに調整する方法もあります。
ぜひいろいろな手作り服に挑戦し、パグならではのおしゃれを楽しみましょう。
2020.08.23(日)
深いしわがチャームポイントのパグですが、実はこのしわは意外に深く、定期的な掃除が必要です。しわ掃除を怠ってしまうと、皮膚トラブルや悪臭の原因になるので注意しましょう。ただしわ掃除といっても決して難しいことはなく、自宅で愛犬を撫でる合間に簡単にできるのでご安心を。
今回はパグのしわ掃除の方法を簡単にご説明させていただきます。
しわ掃除をしてあげたいものの、愛犬が逃げる、嫌がる、怒るという状態ではなかなか難しいですね。パグのように鼻が短い犬種は、しわ掃除のときに目を傷つけてしまう危険もあるので、くれぐれも無理はしないことが基本です。
パグがしわ掃除を嫌がる理由は
・何をされるのか?という不安、恐怖、警戒心があるから
・家族が強く体を抑えたり、行動を制限されることが嫌だから
・しわ掃除をする家族の手に力が入りすぎていて、痛みを伴うから
・以前のしわ掃除で何か嫌な想いや痛みを経験したトラウマ
などがあげられます。パグの立場からすると、目のすぐ近くまで綿棒やコットンといった異物が接近してくるのですから嫌がるのも当然です。残念ながらしわ掃除が好きなパグはほとんどいないと考えてもいいほどです。
だからといって、しわ掃除を省けることではないので、パグと上手に折り合いをつけながら習慣化してゆきましょう。
パグのしわ掃除の頻度は週に1回程度です。ただしお風呂に入れた後、雨でびしょぬれになった後など顔が濡れた後は都度しわ掃除をしてあげてください。
しわ掃除が必要な理由は、パグの深いしわの隙間に汚れやほこり、皮脂が溜まってしまうと通気性が悪くなり、雑菌が繁殖したり、ニキビのような湿疹ができることがあるためです。
ただしわの部分は普段、外的刺激を受けることの少ない部分で、パグ自身も他人から触られることに慣れていない場所です。なかなか気分よく受け入れてくれるお手入れではないので、この程度の頻度を目安に考えてあげましょう。
またパグには特有の体臭があります。特に顔を近づけてきたときはその体臭や口臭が気になることもあるでしょう。かといって、しわ掃除を毎日行えば解決できるかというとそうではありません。
必要以上の頻度でしわ掃除をすると、デリケートなしわ内部の皮膚を傷つけてしまう可能性があるのでかえって逆効果です。
体臭が気にな時はブラッシングスプレーを使いブラッシングをし、口臭が気になる時は歯磨きやデンタルケア用品を上手に活用しましょう。
パグのしわ掃除の方法はとても簡単です。
まず用意するものは
・コットン
・水のいらないスプレーやお手入れ用ローション
この2つだけです。コットンは家族の化粧用で大丈夫です。水のいらないスプレーやお手入れ用ローションとはペット用の自然乾燥可能な製品を選びましょう。
乾いたコットンでデリケートなしわ部分をこすると細かな傷ができてしまうので、このような製品を用いてしわの奥にたまってしまった汚れを柔らかく浮かせてから取り除きます。
コットンの代わりに綿棒を持ちいる方法もありますが、これは上級者向けです。もししわ掃除が苦手で暴れる、逃げる、顔を動かすパグの場合、不意のタイミングで綿棒が目を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。
ただ綿棒であれば、しわの奥の汚れまで掻きだすことができるので、パグがしわ掃除に慣れてきた頃合いを見計らい取り入れてみるのもいいでしょう。
コットンや綿棒やしっかりと専用お手入れ用品でしっかりと湿らせてから使います。これはデリケートな皮膚を傷つけないためですが、決して水道水で代用してはいけません。水道水は速乾性がなく、しわ掃除もしわ内部に水分が残ってしまいます。この残った水分が原因になり雑菌やカビの増殖、新たな皮膚トラブルを招く場合があるので、必ず自然乾燥、速乾性をキーワードに製品を選びましょう。
次にしわ掃除の手順は
1 パグを抱き上げ、しっかりと体を固定します
2 パグの頭部、顔、首を優しくなでリラックスさせます。これから顔や目の周りに触れるけれども警戒しなくてもいいよということを優しく声をかけながら伝えてあげましょう
3 湿らせたコットンや綿棒を顔と並行な向きで近づけ、鼻から顎(上から下)という向きでしわの内部を優しく拭き上げます。この時、手を動かす方法は1方向に限定しましょう。
決してこすらず、優しくしわ内部を拭いてゆきます。
嫌がる場合は、無理強いせずに休憩をさせたり、別の箇所を拭いたりと工夫をします。
大抵の場合、2,3分もあればしわ掃除は完了します。決して難しいことでないので、ぜひ挑戦してあげてください。
また最近はお手入れ用ウエットシートも販売されているので、このような製品もオススメです。
パグにしわ掃除を嫌がられないコツは
・強く抱きしめない
・叱らない
・力を入れしわ内部をこすらない
・顔の正面からコットンや面綿棒を使づけない(顔の正面から近づく物を条件反射的に拒絶するので)
という点を心掛けてみてください。難しい、自宅ではできないと感じる時はトリミングショップや動物病院に気軽にご相談を。
2020.08.22(土)
パグはテンションが高く、好奇心旺盛、社交的な性格でお出かけも散歩も大好きです。散歩は朝夕のトイレや気分転換のために習慣化することははもちろん休日にはドッグランなどへ出かけ他犬とじゃれ合い遊ぶ機会も作ってあげましょう。
小型犬には散歩が必要ない、毎日5分程度の散歩で十分という意見もありますが、これは決して正解ではありません。犬は人間の5~7歳程度の知能や感情をもっています。人間にあてはめ考えた場合、このような生活スタイルが好ましくないことは誰もが納得できるでしょう。
今回はパグにあった運動や散歩について詳しくご説明させていただきます。
パグは元気いっぱいな犬種ですから、お出かけや散歩、アウトドアも大好きです。でもパグの体形は重量感のある胴回りと細い脚でとてもアンバランスです。そのうえ食欲旺盛で肥満気味な場合も多く、必ずしもスポーツに向いた体形ではありません。
犬が楽しむスポーツといえばボール投げやフリスビー、アジリティなどが有名ですが、パグの体形を考えるとこれらは足腰、関節に負担がかかってしまうでしょう。
高い場所から飛び降りたり、何度も繰り返すボールを拾いに走らせたり、ジャンプをさせると怪我の元です。
パグと運動を楽しみたい、運動不足を解消してあげたい時は「ドッグラン」がオススメです。
ドッグランでは他犬とじゃれ合い遊ぶことができるうえ、マイペースに走ったり、休憩したりもできます。このような遊びならパグの体に負担をかけずに思い切り楽しむことができます。
犬にとっては飼い主の歩調に合わせゆっくり歩く運動よりも、犬同士でじゃれ合い遊ぶ方が運動効率が高くなります。ただじゃれあっているだけに思える姿も実は適度に全力疾走をしたり、休憩を入れたり、クールダウンをしたりととても効率的な運動メニューになっています。
またパグは遊び好きで社交的な性格なので、暑い日でもお出かけ先ではつい張り切りすぎてしまいます。でもパグのように鼻が短い顔立ちの犬達は暑さで体温が上がりやすく、熱中症の危険が他犬に比べ高いので、お出かけをする時間や当日の気温にはくれぐれも注意しましょう。
暑さ対策にペット用プールも人気がありますが、屋外のプールは気温が高すぎたり、濡れた体がかえって暑さを助長してしまうこともあります。暑い季節は屋内で楽しむことができるドッグランやプールを積極的に活用しましょう。
暑い季節は愛犬を散歩へ連れ出すのも不安ですね。アスファルトの温度は外気の体感温度の20~30度以上高温になるといわれています。
気温が30度を超える日中はアスファルトの表面温度は50度を軽く超えています。この上を犬が肉球で歩くのですから、いかに危険なことかわかるでしょう。
ちなみに日中に高温になったアスファルトの温度が下がるのは日没後3~4時間かかるそうです。これでは朝も夜も散歩に出かけるタイミングがなく、愛犬も運動不足になりがちですね。
でも暑い季節だからといって完全に散歩を諦めるわけもにいきません。特に散歩中にトイレを済ませる習慣がついている場合はもちろんです。
暑い季節にパグを散歩に連れ出す時は、
・早朝の気温が上がる前
・短時間
・日陰を歩かせる
・帰宅後は涼しい部屋で休ませる
というポイントを心掛けておきましょう、運動不足の解消には屋内で遊べる場所を見つけ、積極的にお出かけをしましょう。
屋内で遊べる場所がないという方は、家の中で家族とオモチャを引っ張りあう遊びがオススメです。適度に体力を消耗でき、楽しさもあり愛犬のストレス解消につながります。
パグは陽気でハイテンション、好奇心旺盛な犬種で、運動や散歩、お出かけも大好きです。でもパグの特徴的な体形を考えると、
・長時間の連続した運動
・ジャンプなど足腰に負担がかかる運動
・体温が上昇し呼吸が荒くなるような激しい運動
などは決して好ましくありません。パグにはパグの体形や体質を考えた安全で楽しい運動を企画してあげましょう。
また肥満気味な場合は、運動をさせダイエット効果を期待してはいけません。肥満である時点ですでに足腰、関節に過度な負担がかかっているのですから、運動をさせるとますます負担を増大させてしまいます。
肥満気味の場合はまず食事療法で体重を減らし、足腰への負担を軽減してから徐々に運動量を増やしてゆきましょう。
また運動と散歩とは別の意味、効果があります。毎日朝晩散歩に出かけているからといって、ドッグランや他犬との遊びが不要ということではありません。
どちらもパグが健康で明るく暮らすうえで欠かせないものですから、家族でスケジュールを調整しながら、パグとのお出かけを楽しみましょう。